シェイカーとは19世紀を中心にアメリカで活動したキリスト教の宗派のひとつで、信徒たちは田園で共同生活を送り、すべてを自給自足で賄い、私有財産・結婚を否定し、労働を尊いものとしていました。
シェイカーの考え方は、以下の言葉に代表されると言われています。
「美は有用性に宿る」
「規則正しいことは美しい」
「調和には大きな美がある」
「言葉と仕事は簡素であれ」
彼らは優れた職人集団でもあり、生活に必要なものは全て自分達で作っていたのですが、彼らの作る道具や家具はその哲学をよく現していると思います。
シェイカースタイルと呼ばれる彼らの家具は、実用性を追及した、不必要な装飾を一切取り去った非常にシンプルなデザインで、その優美な姿は思わずため息が出てしまうほど。細部にも丁寧な加工が施されており、彼らの勤勉で清廉な様子が伝わってきます。
そんなシェイカーの建物の中は今でも清清しい空気が流れていて、自然とこちらも姿勢を正される思いがしました。
シェイカーヴィレッジを訪れ、改めて『簡素な美しさ』というものに魅了されました。彼らの生活から、「必要なものだけあればいい」と教えてもらったような気がします。
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