2007年03月27日

春のお手玉

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アメリカ中西部エリアで在米日本人に向けて発行されている“J-Angle”という情報誌があるのですが、その新聞の「和のあるアメリカ生活」という特集で記事を提供することになりました。

元々は、ちくちく仲間を作りたくて「手作り特集」に応募していたんですが、このブログを見て興味を持って下さった編集の方から協力依頼が来たのです。

‘シンプルで楽しくて作りやすい物’ということで、今回はお手玉の作り方の記事で協力させていただくことになりました。

ちょうど3月なので、春をテーマに桜をモチーフに選び、折角なので少しだけ刺し子も入れてみましたわーい(嬉しい顔)
名付けて「春のお手玉」です。
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作り方の説明なのでごくシンプルな記事でしたが、私にとってはとても新鮮な経験でしたるんるん

2007年03月19日

浅葱木綿の手提げ

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最初は男物用の巾着を作るつもりで始めたのですが、途中で路線変更。マチの部分の布と、持ち手を付け加えて、ピクニック用の手提げにすることにしました。

底の部分には布を貼った丈夫な厚紙を入れて、多少の重さに耐えられるようにしてあります。

模様は一目刺しの籠目。
一目刺しはより気配りが必要ですが、それがまたとても楽しくて、なかなか止められなくなってしまいますわーい(嬉しい顔)

浅葱色は明るくて発色がいいので、太陽の下ではますます綺麗に写ります。かわいい待ちに待った春かわいい 手提げにお弁当や水筒をつめて、どんどん外へ持ち出す予定です♪


参考
 


材料
布・・・ 表布 浅葱木綿  35p×100p
    裏布 木綿(紺) 35p×120p
糸・・・ フランス刺繍糸(ベージュ)
その他・・・接着芯 35p×100p
      厚紙 10p×30p

2007年03月09日

刺し子の魅力再確認

先日、注文していた刺し子の本が届きました。



鈴木満子さんの出身地である東北の庄内地方で刺されていた
「米澤刺し子」を、古い野良着を中心に紹介している本です。


内容をあまり知らずに注文したのですが、本を開いた途端、不覚にも涙があふれてきて止まらなくなりました。

家具や小物を使うなどの演出は一切なく、着物とその詳細の写真のみが載せられているのですが、それがかえって着物の模様や刺し子の縫い目を引き立たせていて、それらを縫った女性達の姿や気持ちを想像せずにはいられませんでした。

貧しい生活の中で、家族のために一針一針心を込めて作り上げた着物。当時は、印を付けずに織目を追って縫っていたそうです。もちろんその頃は電気もありません。どうやってそのようなこまやかで繊細な模様を生み出し、縫い上げていたのでしょうか・・・・・・。当時の質素で勤勉な生活の様子が伝わってきます。


以前に日記でシェイカー教徒について書いたことがありますが、この米澤刺し子のコレクションを見て、再び彼らの言葉を思い出しました。

「祈るのにひざまずく必要はありません・・・・・・あなたが誠実に仕事をすることが、そのまま祈りなのです。」(教団が生んだ名コックの言葉)

「手は仕事に、心は神に。」(創始者マザー・アン・リーの言葉)

信仰こそ違いますが、その行為や心境においてはどこか共通するものがあるように思いました。


必要だから作る、誰かのために作る、という手仕事の原点に立ち戻らせてくれる本です。


参考サイト

鈴木満子(古布母家) http://www.kofu-omoya.com/

2007年03月02日

補強の仕方

仕立てまで全て手縫いで行う場合、やはり強度の心配があります。例えば手提げの持ち手やマチなど、力の加わる部分には充分な強度が必要です。


そこで登場するのが「返し縫い」

縫い方はシンプルで、縫い目を半分、あるいは全部返して(戻して)縫います。見た目には、表側は普通の縫い目に見え、裏側は糸が重なるようになります。

一回一回針を抜くので、ぐし縫い(並縫い)に比べて多少時間はかかりますが、この縫い方をするだけで強度は何倍にもなります。

力が加わる部分の他にも、縫い始めと縫い終わり、幾重にも重なる部分などには返し縫いをしておくと安心です。


私はこの返し縫いですべてのバッグ類に対応しています。
結構重いものも入れていますが問題ないようですわーい(嬉しい顔)