2008年01月29日

梅醤番茶

毎日寒〜い日が続いています。
日中の最高気温がマイナス10℃なんて日もありますがく〜(落胆した顔)
東京出身の私には初体験の寒さです。


frozen window(1).jpg  frozen window(2).jpg

あまりの寒さに窓の結露も凍っています。
まるで、毎朝違った模様を見せてくれる日替りの磨りガラスぴかぴか(新しい)


umesyoubancha.jpgそんな寒い朝には、梅醤番茶を作ってゆっくりと体を温めるのが最近の私の日課です。
低血圧で朝はめっぽう弱いのですが、このお茶を飲むと体の中からじーんわりと温まって、やる気が沸いてきますわーい(嬉しい顔)

マクロビオティックの食物陰陽表によると、梅干し・しょうが・醤油はどれも陽性の強い食品なので、体を芯から温めるというのも納得がいきます。実際よく効きます、そして美味しい。

でもやっぱり冬は苦手なので、暖かくなるのが今から待ち遠しいです・・・。


梅醤番茶の作り方

湯飲みに梅干し1個・おろししょうが1かけ分・お醤油小さじ1を入れます。
そこに番茶を注いだら出来上がり。

タグ:梅醤番茶

2008年01月22日

曾おばあちゃんのキルト

前回に引き続き、シアトル帰省時でのお話。

唐突ですが、夫のお母さんはキルトの達人です。
フルタイムで働いているにもかかわらず、年に何枚も大きなキルトを完成させてしまう、時間の使い方が上手なかたです。

彼女のキルトは大きな図柄で地味めの色を使ったものが多いのですが、帰省時に私達のために用意してくれたベッドには、それらとは明らかに作風の違う、一見古めかしい柄のキルトが掛けてありました。


great grandma's quilt.jpg

私 「これは、お義母さんが作られたのですか?」

義母「ふふ、これはね、私のおばあさんが昔作ってくれたものなの。素敵でしょう?」

「とっても可愛いです!・・・っていうか、ずっと使ってたんですか?」

「長い間しまってあったんだけど、最近また使うことにしたの。やっぱり使ってこそよね。」

「そうですよね〜。・・・・・・(しばし眺める)・・・・・・!!!これらの布地、一枚一枚全部模様が違いますよexclamation

「そうなのよ〜。おばあちゃんは家族に作った洋服の余り布を長い間全部取って置いていたみたいで、これなんて(ひとつの柄を指差して)私が子供の頃に着ていたパジャマの柄なのよね。うふふ。」

「・・・・・・がく〜(落胆した顔)

いきなり最初からびっくり!
義母のおばあさんは当時アメリカ中西部の田舎で農業をしていた家族だったそうです。このキルトだけを見ても、当時のモノを大切にする暮らしぶりが窺えます。余ったハギレも貴重な材料だったのしょうね。
キルトの原点を見たような気がしました。


滞在中、義母は私に古い布を見せながら、さらに素敵な話をしてくれました。

最近、親戚家の物置から、そのおばあさんの製作途中のキルトがいくつか出てきたらしいのです。あいにくその親戚家にはキルトをする人がおらず、その古布一式がキルト達人である義母のところにまさに来るべくして来たようなのです。

面白いことに、型紙と細かく切り揃えられた布の山ばかりが残されていて、完成図が全く分からないということでした。なので義母は、こうかな?ああかな?とおばあさんが作ろうとしていた図案を想像しながら、少しずつ布をつなげる作業をしているのだそうです。


もちろん冗談だとは思いますが、「もし私の代で完成させられなかったら、あなたがこれを引き継ぐことになるかもね。うふふ。」と言われてしまいました・・・。
よくよく考えてみたら、夫の実家に行くのは結婚してから初めて!でしたし(我が家には何回か遊びに来てくれていましたが)、まんざら冗談でもなかったのかも・・・あせあせ(飛び散る汗)


salmon pink fabric.jpg 

何やかやと言いながら、夫の曾祖母の使っていた布を私も少しいただきました。
とっても可愛いサーモンピンク色です。
(1930年代のもの、しかも待ち針が付いたまま!)

タグ:キルト

2008年01月15日

ブラジリアン刺繍

昨年末のシアトル滞在時に、「初心者向けの刺し子講習会」を持つ機会がありました。

集まった方々はもともとキルトや刺繍をしておられる方ばかりだったので、まずは布や糸についての話でひとしきり盛り上がりました。
「日本の刺し子については興味はあったもののなかなか触れる機会がなくて、直接教わることができるのはとても嬉しいわ♪」
と喜んでいただけたので私も嬉しかったですわーい(嬉しい顔)
中には手縫いは初めてという方もおられましたが、皆さんとても丁寧に針を運んでいて、その真剣な姿勢に私もたいへん刺激を受けました。


それぞれの制作したものなどを見せあう中、私の目はある立体的な刺繍に釘付けに・・・。


brazilian embroidery.jpg


それは「ブラジリアン立体刺繍(Brazilian Dimensional Embroidery)」と呼ばれる、見れば見る程もうどうなっているのか分からないような文字通り立体的な刺繍で、訊くと糸も針も専用のものを使うということでした。アメリカでは熱心な愛好者がたくさんいるようですが、日本ではあまり知られていないように思います。

こんなに複雑な刺繍を手掛ける彼女も、「刺し子は真っ直ぐに縫うのと均一な針目を作るのがとても難しい。」とおっしゃっていました。
私にはブラジリアン刺繍の縫い方のほうが、明らかに刺し子よりも難しいように思えるのですが・・・。


運針の技法は、着物を仕立てるときに長い長い直線縫いをするために生まれた、他の国には見られない日本独自のものだそうです。
普段何気なくしている運針も、日本の衣文化の中で育まれた稀有な存在なのだと改めて思いました。

2008年01月08日

オリジナル絣風模様の巾着袋

06-pl.jpg

新しい年の最初の作品は、自分で創作したオリジナル模様の巾着です。

大好きな絣をイメージして作りました。
糸は布に馴染むような色を選び、落ち着いた中にも可愛らしさのあるデザインになったと思います。


nowaki.jpg創作模様というと、刺し子作家の吉田英子さんが作られた「野分」を思い出します。
‘秋風にすすきがなびく姿を表現した’というその模様は、他の模様の製図をしている時に遊び心から生まれたものだそうです。

あまりに自然で洗練された模様なので、
古くからある伝統模様の一つと思われている方も多いかもしれません。
(右写真 吉田英子著「刺し子百葉」より)


私もいつか、そのような自然でかつ美しい模様を作り出せたらいいな・・・。
そのためにも、今年もまた刺し子作りに励みます。


巾着袋のサイズはS・M・Lの3種類を用意しました。

この袋は刺し子絢工房にて販売中です。
詳細は刺し子屋をご覧下さい。

2008年01月03日

銘仙の壁掛け

meisen hanging.jpg

新年明けましておめでとうございます

昨年はクリスマスから年末にかけて夫の実家のあるシアトルに行き、久しぶりに会う家族や友人達と楽しい時間を過ごすことができました。

その中の織物をしている友人の一人がとても綺麗な銘仙の布地を分けてくれたので、さっそく壁掛けに仕立ててお正月の飾りにしました。

アメリカでこんな綺麗な銘仙に会えるなんて、思いがけないことでとても嬉しかったですわーい(嬉しい顔)
大きな松竹梅の柄で、お正月にぴったり!
色もとても鮮やかで、我が家の居間が一気におめでたい雰囲気になりました。

今年一年も皆様にとってよい年でありますようにぴかぴか(新しい)