2008年12月23日

Eggnog

もうクリスマスなんですね〜。
なんだか今年もあっという間に過ぎてしまいましたが、とても充実した1年だったように思います。

オハイオは相変わらずの氷点下の日々ですが、先日久しぶりに厚着の重装備をして公園に散歩に行ってみました。『冬のあいだ、鳥たちはどうしているかな〜』と思いながら行ってみると・・・、
なんと凍った池の上で群れていました。そんな所に座って冷たくないのかしら?

birds on a frozen pond.jpg

足元が滑って体をヨタヨタとさせながら池の上を歩いて移動する様子がなんともおかしくて、可愛らしかったです。お尻の大きいアヒルなどは滑って転んでしまったりして、もう可笑しくて見ていて飽きませんでしたわーい(嬉しい顔)
他所から飛んできて池の上に着地するときに、まるでそりに乗っているみたいにどこまでもシューッと滑っていく鳥もいたりして、もしかして遊んでる?と思ってしまうような光景もありました。


さて、クリスマスといっても普段とあまり変わりない我が家ですが、この時期に飲まれるこの飲み物だけは毎年賞味しています。

egg nog.jpg

北米のクリスマスの飲み物の定番、eggnogです。
卵・牛乳・砂糖・クリームを混ぜたものがベースで、それにお好みでお酒や香料を加えます。我が家ではいつもブランデーを混ぜて、ナツメグをちょっと振りかけて飲んでいます。

お味のほうは、見た目の通り濃厚でクリーミーです。ベースのままではちょっと・・・という感じですが、ブランデーを加えると一気に飲みやすく、美味しいものになります。といっても、やはり非常に濃厚な飲み口なので、私は小さいグラスに入れてちょびちょびといただいています。

2008年12月18日

アイロン

このたびアイロンを新調しました。
一度買えば長く使うことになりますし、大切な作業道具でもあるので、色々と悩みながら慎重に選びました。
濃い色の布をあててもテカらないようスチームが充分に出るもの、あてるのに力がいらず滑りがいいもの、そして何よりも刺し子をした布をしっかりと伸ばせる強力なもの・・・。
あれこれ調べた結果、強力スチームで有名なT-FALのアイロンに決めました。

iron(1).jpg   iron(2).jpg

家にアイロンが届き、実際に持ってみて驚いたのがその重さ。
『うっ、重い。これでは肩が凝るかも・・・』と一瞬心配になりましたが、いざ布にあててみると、なんて軽いこと!スチームがたくさん出るためなのか、セラミックのかけ面のためなのか、驚くほどの軽さです♪ まるで布の上を滑るよう。軽く押して手を離すとひとりで滑って行ってしまうほどです。重さのあるアイロンの方が、かけるときは逆に軽くて楽なんですね。

刺し子をした布にもさっそく使ってみました。これまでのように体重をのせなくともスーッと伸びて、アイロンじわもできない。強力スチームであっという間にピンと伸びて仕上がりも美しい。本当にあっという間にアイロンがけができてしまい、おそらく今までの半分以下の時間で仕上げることができました。

コードレスではないし、ケースもありません。色々な細かい機能が付いている日本製のものと比べると随分と無骨なようにも見えますが、肝心の性能は高いように思います。
これで電源スイッチが手元に付いていたらもう言う事はないのですが・・・。

新しく仲間入りしたこの頼もしいアイロン、長く大切に使っていきたいと思います。

2008年12月11日

Gee's Bend Quilt

アメリカではキルト作りが非常に盛んです。
こちらに来るまで一度も実物を見たことがなかった私も、だんだんとキルトの世界に興味を持つようになりました。特に興味があるのは、やはり手縫いのキルト。現在ではもう手縫いのものに出会うことはめったにありませんが、たま〜に拝見できる機会があると真剣に見入ってしまいます。

そういった古い手縫いのキルトに興味を抱いている私に、友人があるユニークなキルトを教えてくれました。それはGee's Bend Quiltと呼ばれる、アメリカ南部のアラバマ州にある黒人居住地域(Gee's Bend)に住む女性達が作った、アフリカンアメリカンキルトです。

The Quilts of Gee's Bend.jpg
The Quilts of Gee's Bend

この本の表紙に使われているキルトは、Annie Mae Youngさんによる1976年の作品。
よく見ていただくと分かるように、青の濃淡の部分は古いジーンズを繋ぎ合わせて作ってありますがく〜(落胆した顔)
制作者ごと、素材ごとに掲載されている作品の中でも、そのWork-clothes(作業着)のカテゴリーの作品群は圧巻!そのものすごい迫力に圧倒されて、誰もが言葉を失うことと思います。
その他の作品も、どれもインパクトのあるものばかり!
抽象画のような前衛的で大胆な構成。強烈な色彩。アシンメトリー(非対称)の感覚。
キルトを見て、これほど驚愕、感嘆したのは初めてのことでした。

そして特筆すべきはその即興性。家族の古着や作物用の袋など、あり合わせの布をリズミカルに継ぎ合わせていき、手本もなく、反復もない、一度限りの表現。真っ直ぐでない布のラインや不揃いの針目には今にも動き出しそうな躍動感があって、私は真っ先に、同じくアフリカにルーツを持つジャズ音楽を思い浮かべました。

Gee's Bend は、現在でも地図に載っていない、アラバマ州にある当初の奴隷だった人々の末裔が暮らす地域です。(Gee's Bendという通称名は、19世紀初頭のこの土地の地主の名前からきていて、「Gee氏の所有する川間地帯」というような意味)
三方を河に囲まれていて外部との交流があまりない地域だったために、長い間アフリカの文化が継承されていたのではないかと言われています。

ヨーロッパ系の伝統的なパターンを丁寧に縫い合わせた端正なキルトに対して、アフリカ系の人々のダイナミックなキルトは、その構成・色使いにおいても、その作る過程においても、まったく異質の美と文化を見せてくれます。
その力強く、色鮮やかでリズミカルなデザインからは、仕事や家事に明け暮れながらも創作の喜びを見出し、たくましく生きる女性達の姿が目に浮かんできます。

今回紹介したこの本の素晴らしいところは、作品のひとつひとつに対して、制作者の写真と共に、作品にまつわるエピソードや自分達の生い立ちが彼女達の言葉で書かれていること。
本を開く度に、彼女達に喝を入れられて、非常に励まされる思いがします。 


これらのキルトの展示会が、2002年からアメリカ各地の美術館を巡回しています。スケジュールはGee's Bend Quilt公式サイトのNews and Eventsのページに載っています。

2008年12月03日

感謝祭

今年のThanksgivingの4連休は、ワシントンDCに住むお義兄さんのところで過ごしました。
最近婚約したという彼女と一緒に、今年は伝統的なThanksgivingのお料理を用意してくれるというので、私はとっても楽しみにしていました。
というのも、アメリカ在住3年目にして初めてのThanksgiving Dinner! 七面鳥の丸焼きをいただくのも今回が初めてなのです!

お義兄さんの友人達はデザート担当で、それぞれがデザートを携えてやって来て、もうそこらじゅうに食べ物がいっぱい!幸せでした〜。

意地汚い私は、お昼ごはんを抜いてスタンバイ。
でも、こっそり話してみたら他の人も「me, too.」と言っていましたわーい(嬉しい顔)
やはりThanksgiving Dinnerは皆さん意気込みが違います。

Thanksgiving Dinner(1).jpg

この日の感謝祭ディナーは次のような感じでした。

七面鳥の丸焼き
スタッフィング(本来は七面鳥に詰める)
マッシュポテト
クランベリーソース 
グレイビー(スタッフィングやマッシュポテトにかけるソース)
さつま芋の甘煮
お野菜料理(インゲン・芽キャベツ)
デザート(アップルパイ・チョコレートケーキ・レモンバー)

Thanksgiving Dinner(2).jpg  Thanksgiving Dinner(3).jpg

初めて食べたThanksgiving Dinnerは感激するほど美味しくて、用意してくれたお二人にとっても感謝です。ソースからなにから全て手作りで、どれも家庭的な優しい味がしました。

次の日は、去年まで日本の短大で働いていて、日本の家庭料理が大好きだという婚約者の彼女から「鍋が食べたい!」というリクエストがあったので、私が腕を振るいました。

毎日毎日ひたすら食べてばかりの4日間でしたが、色々なお話ができて、将来お義姉さんになる彼女とも仲良くなれて、とても楽しい時間を過ごせた今年の感謝祭でした。