2010年12月19日

線刺しと酒袋の手提げ

夫用の通勤バッグを新調しました。
さすがに毎日使っているため前回作ったものが相当にくたびれてきてしまったので、今回のものは一回り大きいサイズでなるべく丈夫な作りにしました。

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持ち手は皮製にして、底には古い酒袋を使用。厚みのある酒袋とのバランスをとるために、本体の部分は藍染布を二重にしてびっちりと線刺しを施しました。思い立って刺し始めたはいいものの、布地が厚くてなかなか進まず、予想以上に時間が掛かってしまいました・・・ふらふら でも頑張った甲斐あって、重厚で丈夫な仕上がりになったと思います。

sen-sashi bag(pocket).jpg  sen-sashi bag(close look).jpg

内ポケットは、見た目に分かりやすいように違う色の布で作りました。

そうそう、ポケットのことで面白いなぁと思った話がひとつ。
夫に、内ポケットの大きさをどうしようとか、いくつ欲しいか、といった質問をしたところ、「小さいものがひとつあればいい。」と言っておりました。「たくさんあっても(どこにしまったのか)分からなくなっちゃうし、携帯電話専用のポケットも要らない。」ということでした。
私だったら、『結構大きなバッグだし、3つくらい仕分けのためのポケットがあったら便利だなぁ』と思うところですが、やはり女性と男性ではニーズが違うのでしょうか・・・!?

自分や家族のものを作るときは、色褪せてしまって商品には使えない布や、端切れや余りを繋ぎ合わせて使っています。材料の整理にもなって、棚も気分もスッキリとします♪

2010年12月15日

ピタパン作り

最近はまっていてよく作っています。
オーブンがなくても、フライパンで焼けるパンです。

強力粉にぬるま湯・塩・砂糖・ドライイーストを加えて1時間程発酵させ、小分けにして丸く伸ばしてフライパンで焼いていきます。

pita dough(1).jpg  pita dough(2).jpg

地中海風料理の付け合わせにはもちろん、上にトマトソースを塗ってチーズなどをのせて焼けばミニピザになりますし、カレーの時にはナンの代わりにもなる、まさに万能パン!
たくさん作って冷凍しておけるところも嬉しいです。

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私がはまってしまったのは、その生地の触り心地。発酵が進むほどに生地がどんどん柔らかく滑らかになっていって、捏ねていると止められなくなってしまいそうな気持ち良さです!
食べるのはもちろんですが、この生地の手触りが好きでついつい作ってしまいますわーい(嬉しい顔)
ちなみに、生地を発酵させるのにこの季節はホットカーペットの上が最適です♪

2010年12月09日

「みちのくの古布の世界」

本のご紹介。

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図説 みちのくの古布の世界 (ふくろうの本/日本の文化)

青森県出身の民俗学者であり、以前にご紹介したアミューズミュージアムの名誉館長でもある田中忠三郎氏が蒐集した東北地方の衣服コレクションの本です。

「刺す」「染める」「編む」「継ぐ」「織る」と五つの項目に分けられており、それぞれの成り立ちや歴史を多数のカラー写真と共に紹介しています。

今回は特に、菱刺しの前掛けの配色の美しさに感嘆してしまいました!
なんという豊かで鋭い感性なのでしょう。カラフルな色毛糸を目にした南部地方の娘さん達の喜びと、刺す楽しみに溢れていた様子が感じられます。

それと、「継ぐ」の章のボロと裂織には圧倒されました。
幾重にも継ぎ足された衣類や寝具からは、小さな布切れさえ大切に扱った布への想いがひしひしと伝わってきます。ひいては、北国の厳しい自然の中で、「生きる」ことへの知恵と執着から生まれたものであることが分かります。

全体を通じて、文章の端々に著者の当時の人々に対する尊敬の念と深い愛情を感じました。
ページを開くたびに、非常に刺激を受ける本です。

2010年12月06日

沢庵作り

この季節、高山では軒先に大根や柿を干しているお宅をよく見かけます。

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我が家でも、今年初めて沢庵作りに挑戦してみました。

まずは葉っぱを落とした大根を縄ばしごのようにして縛り、ベランダで干しておくこと2週間。
するとどんどん縮んできて、Uの字に曲げられるくらいに柔らかくなりました。

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干した果物の皮(柿・りんご・みかん)・粗塩・砂糖・米糠・昆布・唐辛子等を混ぜたものを大根に振り混ぜながら、甕の中に敷き詰めていきます。

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重石を乗せ、1ヵ月後くらいから浅く漬かった沢庵が食べられるようになるそうです。

ちょうどお正月の頃には漬け上がるのではないかと期待しています♪