2009年01月14日

銘仙の手提げ

溜まってきたハギレの整理を兼ねて、少しずつ自分のものも作っています。
先日ハギレの中に長さ1m足らずの銘仙を見つけたので、竹ハンドルを使った手提げを作ってみました。

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小さな丸と四角の絣模様。銘仙にしてはとっても地味な柄ですね。
内布は橙色に。模様にちょこっと使われている色に合わせました。

軽くてシャリ感のある涼しげな生地なので、せっかく作ったのですが実際に使うのは夏が来てからになりそうですわーい(嬉しい顔)


参考にした本


下田直子の刺繍図案

2008年12月11日

Gee's Bend Quilt

アメリカではキルト作りが非常に盛んです。
こちらに来るまで一度も実物を見たことがなかった私も、だんだんとキルトの世界に興味を持つようになりました。特に興味があるのは、やはり手縫いのキルト。現在ではもう手縫いのものに出会うことはめったにありませんが、たま〜に拝見できる機会があると真剣に見入ってしまいます。

そういった古い手縫いのキルトに興味を抱いている私に、友人があるユニークなキルトを教えてくれました。それはGee's Bend Quiltと呼ばれる、アメリカ南部のアラバマ州にある黒人居住地域(Gee's Bend)に住む女性達が作った、アフリカンアメリカンキルトです。

The Quilts of Gee's Bend.jpg
The Quilts of Gee's Bend

この本の表紙に使われているキルトは、Annie Mae Youngさんによる1976年の作品。
よく見ていただくと分かるように、青の濃淡の部分は古いジーンズを繋ぎ合わせて作ってありますがく〜(落胆した顔)
制作者ごと、素材ごとに掲載されている作品の中でも、そのWork-clothes(作業着)のカテゴリーの作品群は圧巻!そのものすごい迫力に圧倒されて、誰もが言葉を失うことと思います。
その他の作品も、どれもインパクトのあるものばかり!
抽象画のような前衛的で大胆な構成。強烈な色彩。アシンメトリー(非対称)の感覚。
キルトを見て、これほど驚愕、感嘆したのは初めてのことでした。

そして特筆すべきはその即興性。家族の古着や作物用の袋など、あり合わせの布をリズミカルに継ぎ合わせていき、手本もなく、反復もない、一度限りの表現。真っ直ぐでない布のラインや不揃いの針目には今にも動き出しそうな躍動感があって、私は真っ先に、同じくアフリカにルーツを持つジャズ音楽を思い浮かべました。

Gee's Bend は、現在でも地図に載っていない、アラバマ州にある当初の奴隷だった人々の末裔が暮らす地域です。(Gee's Bendという通称名は、19世紀初頭のこの土地の地主の名前からきていて、「Gee氏の所有する川間地帯」というような意味)
三方を河に囲まれていて外部との交流があまりない地域だったために、長い間アフリカの文化が継承されていたのではないかと言われています。

ヨーロッパ系の伝統的なパターンを丁寧に縫い合わせた端正なキルトに対して、アフリカ系の人々のダイナミックなキルトは、その構成・色使いにおいても、その作る過程においても、まったく異質の美と文化を見せてくれます。
その力強く、色鮮やかでリズミカルなデザインからは、仕事や家事に明け暮れながらも創作の喜びを見出し、たくましく生きる女性達の姿が目に浮かんできます。

今回紹介したこの本の素晴らしいところは、作品のひとつひとつに対して、制作者の写真と共に、作品にまつわるエピソードや自分達の生い立ちが彼女達の言葉で書かれていること。
本を開く度に、彼女達に喝を入れられて、非常に励まされる思いがします。 


これらのキルトの展示会が、2002年からアメリカ各地の美術館を巡回しています。スケジュールはGee's Bend Quilt公式サイトのNews and Eventsのページに載っています。

2008年08月23日

夏のキルト

義母が作ってくれた春夏秋冬キルトの中で、私が最も気に入っているのがこの「夏のキルト」です。

summer quilt-1.jpg


夏のキルトといっても特に薄地なわけではないのですが、白地の布が涼しげなのでそういうことにしていますわーい(嬉しい顔) この辺りは夏でも朝晩は冷えるので、肌かけの上にこのキルトを掛けると丁度良いです。


このキルトが好きな理由は、なんといってもキルティング(表布・芯・裏布の3枚の布を一緒に重ねて、装飾的な模様を描きながら刺し縫いすること)が全て手縫いでしてあること!

服でも小物でもそうですが、手縫いのものはミシンで縫ったものと比べると、断然柔らかさが違います。縫うときに程よく空気を含み、釣り合いなども自然とバランスが取れるからでしょうか。

そのキルティングの縫い目のところをよ〜く見ると、それぞれの模様の表布に合わせて糸色を細かく使い分けてあるんです。その丁寧な仕事ぶりに感心してしまいます。

summer quilt(detail)-1.jpg  summer quilt(detail)-2.jpg


現代のキルティングは大型ミシンで行うのが主流になっていて、手縫いで仕上げる人はとても少ないようです。とても大きくて一人でこの作業を行うのは大変なので、昔はキルティングをする時だけは他の人の助けを借りて、皆でキルトを囲んで刺していたそうです。

quilting table.jpg


でも正直なところ、このキルトで一番気に入っているところは、実は裏側なんです。
目立たないようにと表布の色に合わせた糸が、裏側では逆にカラフルに映っていてとっても可愛い!  縫い目だけがくっきりと浮き上がった様子も、手縫いの縫い目が好きな私にはかえってとても魅力的です♪

summer quilt(backsidel).jpg


それにしても、これだけの大きいものを次々と作ってしまう義母にはまったく脱帽します。働きながら、しかも手縫いで!
彼女だけ一日26時間くらいあるのでは・・・とつい思ってしまうほど、本当にいつ縫い物をしているのか不思議でなりません。是非ともいつかその秘訣を訊いてみたいです・・・。

2008年08月12日

台布巾

table towel (2).jpg

先週末にアメリカの自宅に戻ってきました!
猛烈な暑さだった日本とはうって変わって、こちらはとても涼しくて朝晩は寒いくらいです。

明日からさっそく注文のお品の制作に取り掛かる予定なのですが、その前にまずはウォーミングアップを兼ねて台布巾を縫ってみました。

私が居間でちくちくザクザクと縫っていると、隣に座っていた夫が「僕もやりたい。」と言うので、少しだけ手伝ってもらいました。
どこを手伝ってもらったかは、縫い目を見ると一目瞭然。目立たない色のほうを渡しておいてよかった・・・わーい(嬉しい顔)


およそ1ヶ月ぶりに針を持ってみると、自分の手も、裁縫箱の道具も、なんとなくぎこちなくなっていることに気付きます。ほんのしばらく使わないでいただけでも、針のすべりが悪くなっていたり、糸切りバサミが錆びていたり・・・。本当に手と道具は、毎日使うことが大事なんだなぁと改めて思いました。

2008年07月09日

雪んこ絣のミニ手提げ

yukinko toto.JPG

アメリカに居たときは、注文のお品の制作に追われてなかなか自分のものまで手が回らなかったので、日本に居る間に自分用を作ろう♪と、お針箱とお気に入りの布を持参してきました。

作りたかったのは、大好きな雪んこ絣を使ったミニトート。
ちょこっと出掛けるときや、図書館へ行く時などにちょうどよいサイズです。

こだわったのは、外ポケットの絣模様をぴったりと合わせたこと。
ただの自己満足の世界なのですが、見るたびにふふふ・・・となってしまいますわーい(嬉しい顔)

古布の柔らかさに加えて、持ち手と全体にキルト芯を入れてあるので、ふかふかと手になじむ、感触のいい手提げになりました。

2008年04月29日

春のキルト

毎日ぽかぽか陽気で、気持ちのいい日が続いています。
そんな中、先週に大きな荷物が届きました。送り主住所は夫の実家。
持ってみるとかなり重い・・・。
???と思いながら開けてみると、なんと義母の手作りキルトが入っていました!

春のお花畑のような柔らか〜い色で作ってあり、ちょうど今の季節にぴったりです。
さっそくベッドに掛けてみると、すぐに猫が見つけて、いきなりその上で寝てしまいましたわーい(嬉しい顔) うちの猫は義母にとてもなついているので、懐かしい彼女の匂いを嗅ぎつけたのかもしれません。


spring quilt(1).jpg


実は、我が家には義母の作ったキルトが何枚かあるのですが、昨年のクリスマスに帰省した折に、「あと春のキルトがあれば、春夏秋冬すべて揃っちゃいますね♪」と冗談で話していたのでした。

でもまさか、4ヶ月足らずでこんなに大きなキルトを完成させてしまうとは・・・。
というのも、彼女はフルタイムで働いているので、一体どの時間で作っているのか本当に驚いてしまいます。
時間の使い方がとても上手なのでしょうね。
見習わないとなぁ・・・と、ますます義母に対する尊敬の念を募らせる嫁でありました。


spring quilt(2).jpg

2008年01月22日

曾おばあちゃんのキルト

前回に引き続き、シアトル帰省時でのお話。

唐突ですが、夫のお母さんはキルトの達人です。
フルタイムで働いているにもかかわらず、年に何枚も大きなキルトを完成させてしまう、時間の使い方が上手なかたです。

彼女のキルトは大きな図柄で地味めの色を使ったものが多いのですが、帰省時に私達のために用意してくれたベッドには、それらとは明らかに作風の違う、一見古めかしい柄のキルトが掛けてありました。


great grandma's quilt.jpg

私 「これは、お義母さんが作られたのですか?」

義母「ふふ、これはね、私のおばあさんが昔作ってくれたものなの。素敵でしょう?」

「とっても可愛いです!・・・っていうか、ずっと使ってたんですか?」

「長い間しまってあったんだけど、最近また使うことにしたの。やっぱり使ってこそよね。」

「そうですよね〜。・・・・・・(しばし眺める)・・・・・・!!!これらの布地、一枚一枚全部模様が違いますよexclamation

「そうなのよ〜。おばあちゃんは家族に作った洋服の余り布を長い間全部取って置いていたみたいで、これなんて(ひとつの柄を指差して)私が子供の頃に着ていたパジャマの柄なのよね。うふふ。」

「・・・・・・がく〜(落胆した顔)

いきなり最初からびっくり!
義母のおばあさんは当時アメリカ中西部の田舎で農業をしていた家族だったそうです。このキルトだけを見ても、当時のモノを大切にする暮らしぶりが窺えます。余ったハギレも貴重な材料だったのしょうね。
キルトの原点を見たような気がしました。


滞在中、義母は私に古い布を見せながら、さらに素敵な話をしてくれました。

最近、親戚家の物置から、そのおばあさんの製作途中のキルトがいくつか出てきたらしいのです。あいにくその親戚家にはキルトをする人がおらず、その古布一式がキルト達人である義母のところにまさに来るべくして来たようなのです。

面白いことに、型紙と細かく切り揃えられた布の山ばかりが残されていて、完成図が全く分からないということでした。なので義母は、こうかな?ああかな?とおばあさんが作ろうとしていた図案を想像しながら、少しずつ布をつなげる作業をしているのだそうです。


もちろん冗談だとは思いますが、「もし私の代で完成させられなかったら、あなたがこれを引き継ぐことになるかもね。うふふ。」と言われてしまいました・・・。
よくよく考えてみたら、夫の実家に行くのは結婚してから初めて!でしたし(我が家には何回か遊びに来てくれていましたが)、まんざら冗談でもなかったのかも・・・あせあせ(飛び散る汗)


salmon pink fabric.jpg 

何やかやと言いながら、夫の曾祖母の使っていた布を私も少しいただきました。
とっても可愛いサーモンピンク色です。
(1930年代のもの、しかも待ち針が付いたまま!)

タグ:キルト

2008年01月15日

ブラジリアン刺繍

昨年末のシアトル滞在時に、「初心者向けの刺し子講習会」を持つ機会がありました。

集まった方々はもともとキルトや刺繍をしておられる方ばかりだったので、まずは布や糸についての話でひとしきり盛り上がりました。
「日本の刺し子については興味はあったもののなかなか触れる機会がなくて、直接教わることができるのはとても嬉しいわ♪」
と喜んでいただけたので私も嬉しかったですわーい(嬉しい顔)
中には手縫いは初めてという方もおられましたが、皆さんとても丁寧に針を運んでいて、その真剣な姿勢に私もたいへん刺激を受けました。


それぞれの制作したものなどを見せあう中、私の目はある立体的な刺繍に釘付けに・・・。


brazilian embroidery.jpg


それは「ブラジリアン立体刺繍(Brazilian Dimensional Embroidery)」と呼ばれる、見れば見る程もうどうなっているのか分からないような文字通り立体的な刺繍で、訊くと糸も針も専用のものを使うということでした。アメリカでは熱心な愛好者がたくさんいるようですが、日本ではあまり知られていないように思います。

こんなに複雑な刺繍を手掛ける彼女も、「刺し子は真っ直ぐに縫うのと均一な針目を作るのがとても難しい。」とおっしゃっていました。
私にはブラジリアン刺繍の縫い方のほうが、明らかに刺し子よりも難しいように思えるのですが・・・。


運針の技法は、着物を仕立てるときに長い長い直線縫いをするために生まれた、他の国には見られない日本独自のものだそうです。
普段何気なくしている運針も、日本の衣文化の中で育まれた稀有な存在なのだと改めて思いました。

2008年01月03日

銘仙の壁掛け

meisen hanging.jpg

新年明けましておめでとうございます

昨年はクリスマスから年末にかけて夫の実家のあるシアトルに行き、久しぶりに会う家族や友人達と楽しい時間を過ごすことができました。

その中の織物をしている友人の一人がとても綺麗な銘仙の布地を分けてくれたので、さっそく壁掛けに仕立ててお正月の飾りにしました。

アメリカでこんな綺麗な銘仙に会えるなんて、思いがけないことでとても嬉しかったですわーい(嬉しい顔)
大きな松竹梅の柄で、お正月にぴったり!
色もとても鮮やかで、我が家の居間が一気におめでたい雰囲気になりました。

今年一年も皆様にとってよい年でありますようにぴかぴか(新しい)

2007年12月23日

晒し布の使い道

table towel.jpg

我が家の場合、まず最初はお料理やお皿拭きに使い、少し汚れてきたところで刺し子をほどこし台ふきんとして使い、そしてさらに汚れてきたところで最後は雑巾として使っています。

写真は、台ふきんに形を変えたところ。
ぼかしの刺し子糸を二重にして、線は描かずに適当にザクザクと縫っていきました。

その他にも肌襦袢を作ったり、アイロンをかける時の当て布にしたり、怪我をしたときは包帯代わりに使ったり・・・と、家にひと巻き置いておくととても重宝する晒し布。

しかも値段もすごく安いので、遠慮なく使えるところがいいですねわーい(嬉しい顔)

2007年09月22日

ギリシャの刺し子

私の住んでいる地域はギリシャ系の方達が多く、毎年9月に彼らのお祭りが行われているというのでさっそく行ってみました。

お祭りは4日間に渡り、開催時間は連日「お昼〜真夜中まで」となっていました。
真夜中って・・・・・一体どんな騒ぎなんだ!? しかも会場は街で一番大きい、荘厳なステンドグラスで有名なギリシャ正教会です。
そんな場所で、飲めや踊れやのお祭りができるギリシャ正教って素敵ハートたち(複数ハート)

私はさすがに夜中までは居ませんでしたが、フェタチーズをふんだんに使ったギリシャ料理や、「ウゾ」と呼ばれるギリシャの蒸留酒を堪能できました。

ほろ酔いで教会内をふらふらとしていると、銀板彫刻のイコンなどの工芸の文化を紹介していた展示でギリシャの刺し子を発見!!
その細かな刺繍に、思わず酔いも醒めましたがく〜(落胆した顔)

Greek embroidery.jpg  Greek embroidery(detail).jpg

色はカラフルですが、奇数目を拾っていくその手法といい、その縦長の模様といい、津軽のこぎん刺しにそっくりです!
それが白い木綿布にびっちりと刺されていました。
昔はベットカバーとして使われていたそうです。暖かそうですね〜。


Greek folkdance.jpg

東ヨーロッパとイスラムの文化の影響を受けているギリシャの音楽も、とてもエキゾチックで素敵でした。東欧の音楽が特に好きな私はもうじっとしていられず、結局2日連続でお祭りに通ってずっと踊っていましたわーい(嬉しい顔)
フォークダンス&フォークミュージック大好きでするんるん

2007年05月19日

古麻布の暖簾

old-hemp noren (3).jpgずっと前に原宿・東郷神社の蚤の市で見つけた古い麻布。
おそらく蚊帳を解いたものだと思います。
薄浅葱の染や、むらのある織の風合いが一目で気に入り購入しました。

いつか何かに使おうと長い間大切にしていて、結局反物のままアメリカまで持って来てしまいました。

改めて布地を見てみると、相当古いせいか布も弱っており、あまり鋏を入れられそうになかったので涼しそうな素材を活かして夏用の暖簾に仕立てることにしました。


old-hemp noren (detail).jpg併せて当時の人が布のほつれを接いだ部分も見つかりました。

その接ぎ方や糸の色も面白かったのでそのまま残すことにして、バランスが取れるように配置しました。


実際に縫ってみると、布の劣化に加えて麻布のためか布目が粗く、とても縫いにくくて苦労しました。ゆっくりと慎重に針を刺していき、なんとか作ることができました。

新しい布にはない独特な風合いがあり、見た目もとても涼しげで気に入っていますわーい(嬉しい顔)


材料
布・・・ 古麻布 32p×330p
糸・・・ フランス刺繍糸(DMCリネン435番) 少々
タグ:暖簾

2007年04月25日

印花布の巾着袋

chinese indigo pouch.jpg chinese indigo.jpg    

引越しをする際、それまでお世話になった方にお礼の気持ちを込めて巾着をプレゼントしました。

巾着は可愛くて作りやすいので、ちょこっとプレゼントをしたい時などにちょうどいいですわーい(嬉しい顔)

今回は藍印花布という中国の型染めの布を使いました。

ちょっと色が欲しかったので、赤の刺繍糸で所々にフレンチナッツステッチを入れました。
たいそうな名前が付いていますが、普通に玉止めをした後に針を裏側に戻すだけで、とても簡単にできます。


参考




材料
布・・・ 表布 藍印花布 20p×40p
    裏布 木綿 20p×40p 
糸・・・ フランス刺繍糸 少々
その他・・・ 丸ひも 80p
タグ:印花布 巾着

2007年01月17日

絣のアクセサリー袋

jewelry bag (1).jpg  jewelry bag (inside).jpg
  
今まできちんとしたアクセサリー入れを持っていなくて、小さな木箱に適当に入れていました。旅行時にも持ち運びやすいよう、布製の入れ物があったらいいなとずっと思っていて、今年のお正月にやっと作ることが出来ました。

寸法や細かい部分は、自分の持っているアクセサリーに合わせて決めました。
表布の絣模様に少し色が欲しかったので、刺繍糸で絣風に刺してみました。朱色の他に、ところどころアクセントに黄緑色を入れてあります。

ポイントは、指輪入れの部分に笛の柄を使ったところ。
男性用モスリンのはぎれから持ってきました。
保護のため全体にキルト芯をはさみ、周囲にステッチをかけて仕上げてあります。

機能性重視ですが、色合いが何だか小さな着物みたいで見た目も気に入っていますわーい(嬉しい顔)


参考
かんたん刺し子の袋物」 吉田英子著 (文化出版局)

材料
布・・・ 表布 藍木綿 25cm×31cm
     裏布 木綿  25cm×55cm 
    別布 モスリン 5cm×10cm
糸・・・ フランス刺繍糸 少々
その他・・・キルト芯 25cm×62cm
        フャスナー(18cm)3本
        ボタン 2個

2007年01月05日

絣木綿のお手玉

amami-shochu.jpg新年明けましておめでとうございます

アメリカに居ても、やはりお正月は特別な日です。
お雑煮を作り、取って置きの焼酎を開けてお祝いしました。




beanbag.jpg


お正月らしいかどうか分かりませんが、お手玉を作ってみました。

絣木綿のはぎれを使い、可愛い色も付いていたので刺し子はせずに、そのまま縫うことにしました。このお手玉は俵型なので、三辺を縫って小豆を入れるだけですぐに出来上がります。

お手玉は子供の遊びと侮るなかれ、なかなか難しくて面白いです。
今は片手で二個のお手玉を練習しています。片手に二個のお手玉をのせ、交互に投げて受けるを繰り返します。

それだけでもなかなか難しくて、目標である両手で3個のお手玉は、まだまだ出来そうにありません。

ジャグリングをしていると、脳の普段使っていない部分を刺激されるような不思議な感覚があり、なんとも気持ちがいいですわーい(嬉しい顔)


参考
刺し子百葉」 吉田英子著 (文化出版局)

材料  (一個分)
布・・・ 木綿 20cm×10cm
その他・・・小豆 40g

タグ: お手玉

2006年12月22日

キルトツリー

もうすぐクリスマスです。

・・・といっても我が家では特に何もしないのですが、去年からこのキルトツリーを飾っています。

tree quilt.jpg

我が家で唯一のクリスマスの飾り。

キルトの達人である夫のお母さんが去年のクリスマスに作ってくれたもので、オーナメントも付いていてとっても可愛い。
私たちが猫が好きなのを知っていて、ツリーの下にも猫を付けてくれました。
右下にいるのは、ペルーで買ったリャマとインディオのおばさんの指人形です。小さくて丁度良い大きさだったので、クリスマスと関係ないけど付けちゃいました。

布で作ったツリーでも、こうして自分でオーナメントを付け足すことが出来るのが楽しいです。場所を取らないのもいいですね。

お義母さん、いつもかわいいキルトを作ってくれてありがとうわーい(嬉しい顔)

2006年12月14日

篆書のコースター

coasters red.jpg  coasters green.jpg

こちらに引っ越してきた当時、我が家にはコースターが無かったのでさっそく余り布で作ることにしました。字を浮き上がらせるため、刺し子ではなくチェーンステッチで刺しました。

モチーフの篆書は白川静先生の著書から拝借しました。物の形を象っている篆書は見ているだけで想像が膨らみます。それに加えて白川先生の呪術的な見地からの解説を読むと、ますます漢字の世界に引き込まれてしまいます。

左から、見・楽・口・文・言。

下記の下田直子さんの本を参考に、この時初めてチェーンステッチに挑戦しました。やり始めると止まらない楽しさでしたわーい(嬉しい顔)


参考
常用字解」 白川静著 (平凡社)
下田直子の刺繍図案」 下田直子著 (文化出版局)

材料 (1枚分)
布・・・ 厚手木綿 24cm×12cm 
糸・・・ フランス刺繍糸
その他・・・接着芯 24cm×12cm


※漢字研究者であった白川静先生は今年の10月30日に亡くなられました。享年96歳。ご冥福を心よりお祈り致します。