2007年05月19日

古麻布の暖簾

old-hemp noren (3).jpgずっと前に原宿・東郷神社の蚤の市で見つけた古い麻布。
おそらく蚊帳を解いたものだと思います。
薄浅葱の染や、むらのある織の風合いが一目で気に入り購入しました。

いつか何かに使おうと長い間大切にしていて、結局反物のままアメリカまで持って来てしまいました。

改めて布地を見てみると、相当古いせいか布も弱っており、あまり鋏を入れられそうになかったので涼しそうな素材を活かして夏用の暖簾に仕立てることにしました。


old-hemp noren (detail).jpg併せて当時の人が布のほつれを接いだ部分も見つかりました。

その接ぎ方や糸の色も面白かったのでそのまま残すことにして、バランスが取れるように配置しました。


実際に縫ってみると、布の劣化に加えて麻布のためか布目が粗く、とても縫いにくくて苦労しました。ゆっくりと慎重に針を刺していき、なんとか作ることができました。

新しい布にはない独特な風合いがあり、見た目もとても涼しげで気に入っていますわーい(嬉しい顔)


材料
布・・・ 古麻布 32p×330p
糸・・・ フランス刺繍糸(DMCリネン435番) 少々
タグ:暖簾
この記事へのコメント
とっても涼しげで、気持ちよく夏を過ごせそうな暖簾ですね〜。

お江戸で生まれた麻布が現在のアメリカで活躍するなんてスゴイ!
当時の持ち主さんは思いもよらなかったのではないかしら?
右側の布をつないである所は、刺し子市さんがステッチを入れたんですか?
それがアクセントになっていてかわいいなと思いました♪

昔の人が繕った所も矢車草を思わせる色ですごく綺麗。
それを活かしてもらって 繕った人も、布自身も嬉しいだろうなあ^^

シンプルだけど、とっても手や気持ちがかかっている作品ですね。

私もこの暖簾のそばで涼んでみたいです^^

風鈴の音色も似合いそうですね☆
Posted by わこ at 2007年05月19日 16:49
かわいいわこさま

温かいコメント、ありがとうございます。

言われてみれば、随分と時間と空間を旅している布ですよね。暖簾に形を変えて、日々使わせてもらいながら、これからも長く大切にしていきたいと思います。

右側のステッチでつないである部分は、もともとあった物なんです!かわいいですよね。昔の人が繕った部分を見るのはとても勉強になります。

風鈴もいいですね〜。今度探してみます♪
Posted by 刺し子市場 at 2007年05月19日 21:46
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